どうもこんにちは、にじママです。
皆さんは子供の小さな耳・・・
お手入れしづらくて困ったり
ん?病気かな?と見分けがつかず不安になったことはありませんか(^_^;)
耳の中・・・
気にはなっているけどやり方が分からなくて放っておいたら、ある日化石のような耳垢の塊が出てきた・・・!
なんてびっくりした方もいるでしょう。
耳掃除を嫌がってなかなか触らせてくれないお子さんもいると思います。
今回はデリケートな子供の耳掃除のやり方や頻度などについてまとめていきます(*^-^*)
子供の耳掃除 正しいやり方は?
子供の耳って小さくて柔らかくて複雑で・・・
鼓膜を傷つけたらどうしよう!と掃除の仕方が分からず困ってしまいますね。
子供の日常的なケアの場合は、ベビー綿棒がオススメです。
綿棒の真ん中あたりを、鉛筆のように持つと綿棒が耳の奥まで入りすぎるのを防ぎます。
耳掃除のやり方
- 子供の頭をしっかりと固定する
誰かに手伝ってもらったり、子供に言い聞かせたりなどして、頭が動かないようにしましょう。
耳たぶを軽くひっぱり耳穴が一直線に奥まで見える位置がベストです。
- 耳の入り口、汚れがはっきりと目に見えるものだけ拭い取る
綿棒をくるくるっと回転させるように優しくぬぐいましょう。
カサカサして取りづらいものは、無理に削り取るようなことはせず、
ベビーオイルを綿棒に含ませると、スルッととれます。
日常のお手入れはこれで十分なのです。
簡単ですね!もしも子供が嫌がったり、じっとしてくれないのなら無理に掃除しないようにしましょう。
取りづらいところに耳垢が溜まっていたり、傷つけてしまいそうで怖いときは、耳鼻科にかかりましょう。
私は子供が咳や鼻水の診察のついでに耳掃除もしてもらいます。
もちろん、耳掃除だけで診てもらうのもアリですよ!
乳幼児医療が効くうちは定期的に通うのもありですね。
親ではわかりにくい耳の病気の検診にもなります。
耳掃除の頻度は?
そもそも耳垢というのは「耳に溜まるゴミ」ではなく、「耳の中を保護する潤滑剤」の役目があり、鼓膜から老廃物を遠ざけようとする働きがあります。
そして耳には耳垢を押し出そうとする細胞の動きがあり、自然と耳からこぼれ落ちるような構造になっているのです。
ということは基本的に耳掃除をしなければいけない必要性はありません。
子供の場合は、皮膚が薄く傷つきやすいので、耳掃除のしすぎで傷がつくなどトラブルの元になりかねません。
月に1度ほどで十分でしょう。
お風呂上がりやプールの後など、水が溜まるのが気になるのであればその都度耳の入り口をタオルや綿棒で吸水する程度で大丈夫です。
耳掃除が好きすぎる子・・・
うちの子がそうなのですが、週に3日~耳掃除をおねだりしてきます。
耳掃除が嫌いな子もいる反面、好きすぎる子がいてもおかしくありません。
そのようなときは、耳垢が溜まる不快感からではなく
ママのお膝でゴロンとして触ってもらう
というスキンシップを求めているのです。
耳の中には副交感神経が広がっていて、それを刺激すると血管が広がり、リラックスする仕組みがあります。
ママと触れ合える上に気持ちが良いのなら、耳掃除大好きっ子がいてもなんら不思議ではありません。
耳を傷つけてはいけないからと、子供の要求を退けてはかわいそうです。
耳の入り口をコチョコチョっとするだけでも十分気持ちよいので、ぜひ甘えさせてあげてください。
ピンセットのコツ&注意点
耳の中をみたとき、奥の方に明らかに大きな耳垢を見つけたとき、どうしますか?
耳の入り口を掃除するのなら綿棒が最適ですが、耳の奥の耳垢を綿棒で取るのは危険です。
耳垢を奥まで押し込んでしまうことになりトラブルの元になってしまうのです。
耳の奥の耳垢が気になったら、無理に取ろうとせず耳鼻科の先生にお任せするのが1番ですが、それがもし風邪やインフルエンザが流行っている時期だったら・・・。
耳掃除のためだけに耳鼻科を受診して、他のウイルスをもらってしまったらイヤですよね。
そんなときに便利なのが、ピンセットです。
耳鼻科で使っている細長いピンセットと耳鏡と呼ばれるラッパのような形をしたアレです。
専門器具かと思いきや、ネットなどで簡単に購入することができます。
<使い方>
- 子供を椅子に座らせて動かないように固定
細くて鋭いピンセットですから、子供が動いて誤って鼓膜に触れてしまっては大変です。
しっかりと固定しましょう。
また、寝転んだ状態だと天井からの電気の明かりで耳の奥まで見えますが、座っている状態だと見えにくいです。
アウトドア用のヘッドライトをつけるなり、人手を借りるなどして明かりを確保しましょう。
- ピンセットで耳垢を取る
このとき、耳の皮膚(中耳)に触れないようにそっと、一発で取りましょう。
耳掃除を嫌がる子は、耳垢や耳かきが中耳に触れているのが痛いからです。
(耳の入り口は副交感神経が通っており触れると気持ちいいが、中耳は痛い!)
中耳に触れなければ子供も痛がらないので、思ったよりも簡単に耳垢を取らせてくれます。
ただし、大人が体や頭をがっちりと固定して、光を当てて耳の中を見ている・・・という、ものものしい雰囲気に子供が嫌がることがあります^^;
耳掃除の大切さや危険など、しっかりお話ししてから挑むと良いですね。
まとめ
私自身、耳掃除が好きで週に何度も耳掃除をしてしまうので、本来自分でする必要がないと知りカルチャーショックでした。
ですが、狭くデリケートな耳の中を傷つけてしまうと大変なので、子供の耳掃除は基本的に耳鼻科にお任せしましょう。
子供がやりたがるときは、スキンシップの一環としてやさしくマッサージする程度に留めておく方が良いです。
スイミングを習っていたり、お風呂で耳の中が濡れてしまったときはタオルやガーゼで拭き取る程度で十分です。
海外では自分での耳掃除を推奨していないという論文も出ています。
不要なトラブルを避けるためにも、正しいやり方でコツを押さえ、子供の耳を守ってあげましょう。