出産・流産

素晴らしい母乳指導!授乳のコツ&乳首の傷が出来る理由と対処法

母乳育児が軌道に乗るまでって不安ですよね。
私のおっぱいから母乳は出るのか?

一人目は出たけど、二人目は全然でなかった(;’∀’)
という声も聞いたことがあったので私も不安で不安でたまらんかったです。

でもね、そんな不安を吹き飛ばしてくれました!
次男くんを出産した病院は、母乳指導が本当に素晴らしかったのです!!!

新生児室のとなりに授乳室があり
そこにはたくさんのママさん、そして助産師さんが来ていました。

私にとって衝撃やったのですが・・・
目の前で皆さんお乳をポロ~んと出してて
助産師さんが乳頭のマッサージをしているのです。

そしたらね!!!
5分もせんうちに目の前にいるママさんのお乳から!!!!
母乳がぽたぽたぽたぽた!!!

えー!!!!!めっちゃ出てますやん!!!!

とビックリしていたら、私の前に助産師さんがやってきまして
私にも乳頭マッサージをしてくれたのです。

出産して初めての授乳やったからドキドキ。。
マッサージのおかげで私の乳からもぽたぽたぽたと!

嬉しかったですね~(*^-^*)

二人目でしたが、ここの助産師さんには初めて教えてもらうことばかり!
授乳のコツや、乳首に傷が出来てしまう理由などもしっかり説明してくれました。

これから授乳スタートで母乳が出るかな?
って不安な方に少しでも参考になると嬉しいです。

 

乳頭マッサージのやり方~授乳前の準備~

母乳育児

母乳育児には、この乳頭マッサージが1番大切やと思います!!

授乳前の乳頭マッサージで乳首をやわらかくしよう

1日の中で数時間おきに授乳なので
毎回毎回するのめんどくさい~って思うかもしれないけど
乳頭マッサージをした方が乳頭が柔らかくなり母乳も出やすくなります!

乳首がやわらかいとベビーにとってくわえやすくなり飲みやすい!
ベビーが上手に飲んでくれると、乳首の負担も小さくなり傷が出来にくい!
とメリットばかりなのです(‘ω’)ノ
デメリットはめんどくさい&ぽたぽた出てくるのでタオル必須(笑)

とくに授乳時間があいてしまい、お乳が張ってパンパンに固くなっている時はぜひ!
した方がいいです。母の身体も楽になります。

乳頭マッサージのやり方

  1. 親指と人差し指で乳首の周りをつまむ。
    時計でいうと12時と6時、9時と3時という感じで、乳首を挟んで向かい合うように乳輪を押さえる。
  2. お乳をしぼり出そうとするのではなく、優しい力でつまむ。
    同じ所を10回程つまんだら、場所をずらしてまた10回程。
  3. これをくり返す!!!!
    すると・・・乳輪全体が柔らかくなり、ぽとぽとっとお乳が出てきます。
    (乳腺が開通してくるといっぱいお乳が出てくるようになるのでタオルは必須です!)

この準備マッサージをするだけで、乳輪が柔らかくなり、ベビーがくわえやすい!
そして少しの刺激でお乳が出るようになるので、ベビーも少しの吸う力で飲めるのです。

さらに毎回マッサージをしていると、色んな方向からつまんで刺激を与えるので、乳腺がどんどん開通していくのです。
ぽとぽとから、ぼとぼとになり、、、最後にゃピューピュー!!!!!!
と飛ぶようになります(笑)
マンガみたいですよね。
でもね、私もなりました。周りのママさん達もなってました!

乳頭マッサージは本当に良いことしかないので
是非是非してみてください。

 

 

授乳で乳首が切れて傷に…痛い(´;ω;`)

授乳で乳首が切れちゃうこと・・・ありますよね(´;ω;`)ウッ…
私も一人目のときは、乳首が切れて痛くて痛くて。。
授乳するのが苦痛でたまらんかったです。

傷ができる理由や傷になりにくくする授乳のコツも教えてもらいました~!

乳首に傷が出来る理由は?

傷ができやすい一番の理由は
赤ちゃんがグイっとおっぱいをお口に入れれてない!
乳首の先っちょだけしか、くわえることができていないと
赤ちゃんの乳を吸う力全部が乳首にかかってきます。
すると乳首への負担が増え、舌でぐいぐい押し伸ばされ・・・傷になってしまうのです(;’∀’)
あと授乳が終わって口から離すときに、ぐいーと引き伸ばされることでもできやすくなります(;’∀’)

乳首だけでなく乳輪近くまでグイっとくわえることができると、吸う力も分散され傷になりにくいです。

また吸っている時間も大切です!
授乳時間が長くなると乳首に負担がかかってきます。

授乳のコツ

飲ませる時は、右左5分ずつを2セット。

短い時間の方が乳首の負担になりにくく、傷なとが出来にくい。

もし、傷ができている時は、右左10分ずつにする。
吸い始めは力が強くかかって痛いので2回吸われるより、1回で終わる方が乳首への負担は少なくなる。

そしてなるべく傷がない、痛みが少ない方のお乳から吸わせる!!
飲み始めはベビーもお腹空いてるので、吸う力がとても強い。
反対のお乳にする時には、ある程度満たされて、落ち着いて飲んでくれるので吸う力もほどほどになるそうです。傷があると痛いのは痛いけど、、。

 

授乳間隔は3時間をキープ

8時→11時→14時→17時→20時→23時→2時→5時のリズム

赤ちゃんが寝てても起こして飲ませる。
母乳は消化が早いので、寝てても2時間位でお腹は空いてるそうです!

次男くんは、3時間ごとの授乳をキープすることができてて
たぶん常にお腹が満たされてたからかな?
乳飲んでいる時以外は、ほぼほぼ寝ている子供でした♪

 

 

乳首にできる傷の対処法は?

授乳で1番できやすい傷は切れるやつでしょうね(´;ω;`)
これは本当に痛い。毎度の授乳が泣きそうでした。
(↑次男の時は乳頭マッサージをしていたので傷なしでした!!)

傷ができた時は、授乳後にランシノ―をぬっていました。
傷がひどかったときは、ランシノーをぬってラップで密着保護をしていました(;^ω^)

 

 

あと傷ができてばい菌とか気になったので
乳頭保護キャップも長男くんのときは愛用しました(;^ω^)

乳首にペタっとシリコン上のカバーをつけます。
先っちょに母乳が出てくる穴があいているので
このカバーをつけた状態でベビーに乳を吸ってもらうのです。

乳首への負担は、かーなり軽減されました!!

 

◎乳頭裂傷の対処法

まず出来やすいのが、乳首が切れる乳頭裂傷!
この乳首の傷は、ベビーがお乳を飲んでて、離す時にムリヤリ引っ張ることで切れてくる。

→→→→授乳時間が終われば、ベビーの口の横っちょから
小指か人差し指をグイッと第一関節位まで入れる!!!
※ベビーの歯ぐきを傷つけないように爪は切っててね!

するとベビーの口の中の圧力が抜けて、乳からスーッと離れます。

 

◎水泡の対処法

次に出来やすいのが、乳首の先っちょに出来る水泡。
水ぶくれです。これが破れると、、、かなりの痛さ!!!
そして細菌が入って乳腺炎になりやすくなってしまうので気をつけてください!

この乳首の傷は、飲むときの浅吸いで出来ます。
乳輪近くまでぐいっとくわえることができていない時です。
→→→→浅吸いにならないように、乳輪全部をパクっとくわえてもらうのが理想です。
授乳の仕方を縦抱きやフットボール抱きにすると乳首を深くくわえやすくなります。

乳頭マッサージをすることで乳頭全体をやわらかくしておくとベビーもパクっとしやすくなります♪

 

★縦抱きの仕方★

ベビーを、母の膝をまたがせるように抱き顔が胸の真ん中に来るようにする。
高さが足りない時はクッションなどで調整して、ベビーの頭を後ろからしっかり支えて、首がぐらつかないようにパクっとします。

 

★フットボール抱きの仕方★

母の脇にクッションなどを置き、おの上にベビーを乗せて脇に抱える形で抱く。
ベビーの口と乳首の高さがちょうど合うように高さを調整する。

 

授乳の度に違う抱き方をすると、吸われる場所も変わってくるので傷が出来にくくなります。なので、いろいろと試してみてください。

私は昼間は毎回違う抱き方、入院中は縦抱きが多めでした。
退院後は横抱きが多めです。
夜中の授乳は、添い乳が多いです。
なるべくベビーの姿勢を変えたくなくて(;’∀’)
なんか半分寝ている状態のままでいてほしくて(笑)

完全に起こさず授乳が終わればそのまま寝てくれるように、、、と願いを込めて添い乳しています。
成功率高かったですよ~。
次男くんは、授乳が終わればそのまま熟睡モードで私も一緒に寝れるので本当にありがたかったです。

 

さいごに

子育てで、誰もが悩むと思います、母乳育児。

私は、赤ちゃん教育という本が大好きで
脳科学おばあちゃん久保田カヨ子さんの言葉を聞いて
なるほどなぁ~!と納得し母乳育児をがんばっていようかな!と思いました。

 

『母乳はなかなか出にくい。
けど、まずは母乳を飲ませようと決心して、乳を出す努力をいろいろとしてみましょう。
出ないからといって、すぐにミルクを飲ませるのはやめましょう。

楽に飲める哺乳瓶のミルクでお腹を満たせると、おいしいかどうかも分からない、中々出てこない乳首を、しゃぶりつづけてくれない。
乳首から美味しい乳が出るとわかれば、ほんの少しでもベビーは懸命にむしゃぶりつくよ。

また母乳は、母親の食べたもので味が少しずつ違ってくる。
その時その時で微妙に味が違う母乳を飲ませることは、いろいろな味を知り、微妙な味のわかる感覚をつけていく。』

 

母乳で色んな味を知ってくれるのかと思うと
自分のご飯作りにも楽しみが増えました。

 

あっ!母乳母乳と言っていますが、母乳じゃないとダメってことではないです。
しんどい時はミルクにしましょう。お母さんが楽チンと思えるのが1番です。

でも母乳には栄養が高く、免疫があるのも事実。。
母乳育児をがんばりたいなぁ~というママさんに少しでも参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。