どうもこんにちは、にじママです。
前回、ベビーとさよならするまでをお話しようと思ってたのですが・・・長くなっちゃたので今回に続きました(笑)
- ベビーの妊娠から流産がわかるまで
- 流産とわかってから、気持ちの切り替え方
については、こちらにまとめています。
心拍が確認できず、初期流産だろうと健診でわかり、一週間後の健診でもやはり心拍が確認できない・・・となると処置(子宮内除去手術)に進みましょうというお話で産婦人科を出ました。
この一週間が気持ちの整理期間なんやろなぁ。
そして手術となると初めての全身麻酔。
いつの間にか全てが終わっているのかな?とか、なんせ初めてすぎて全てが不安でした。
- 流産したという悲しみ
- いやたまたま内診の角度とかが悪かっただけで次行ったら心拍確認できるんじゃないか?っていう期待
- どうなるのか未知すぎての不安
- どうしようもないことやって理解できている自分
いろんな気持ちでごっちゃごちゃになっていた手術当日の朝、、、私はベビーと出会います。
今回は私とベビーの出会い、二人だけの時間をすごしサヨナラをするまでについてお話していきます。
※表現も具体的に書いてるので気分を悪くしたら、すみません。。。
子宮内除去手術となった場合
いよいよ明日の健診で、心拍が確認できなかったら・・・
子宮内除去手術になります。
全身麻酔となるので、まさかの夜9時以降絶食(T_T)
水分もなるべく控えてくださいって。。。
麻酔としたときに、胃に何か入っていると嘔吐などがあったときに詰まってしまう可能性があるからだそうです。。
もう説明だけでも怖いのに・・・9時以降食べれないなんて・・しかもですよ・・・
明日の10時に診てもらって、少しずつ子宮口を広げる。
そして12時から手術。
手術自体は10~15分で終わる。
麻酔が切れて、動けるようになるのが15時くらい。
え??明日の夕方近くまで何も食べないの!?とびっくりでした。
やから起きてすぐに何か食べれるようにと、明日の荷物にウィダーインゼリーとパンと水も追加して準備してました。
いろんな気持ちで過ごす中、、、私の身体に異変が出てきます。
出血が見られたのです。。。。
稽留(けいりゅう)流産から進行流産に
私の流産は稽留流産というもので、子宮の中でベビーの成長が止まっているがそのまま残っている状態。
この場合、そのまま子宮内に置いておくと母体にもよろしくないので子宮内除去手術という処置になります。
でも中には、その前に自分で出てくることもあります。
出血から始まり、子宮口が開き出てくる。
その時のベビーの大きさや個人によって痛みなど違ってくるそうです。
私は、手術の前に出血が見られ、進行流産になりました。
前回の健診で自分で出てこようとすることもあるって説明は受けてたので、あまり慌てなかったです。
ベビーと出会うまで
異変に気付いたのは昼過ぎかな。
始めは茶色のおりものみたいなのが出ていた。
時間とともにだんだん量も増え、茶色から鮮血へと変わっていきました。
痛みは、ほんま生理みたいにお腹にずーんと来るくらい。
いつも通りに過ごしていました。
夕方くらいから、出血量や痛みに変化なくて明日の健診まで持つのかな?と思いながら眠りにつきました。
すると・・・夜中に目が覚めて大量の出血を感じたのでトイレへ。
ほんとに大量です。生理用ナプキンが追いつかないくらい。
しかもサラサラの血ではなく、ドロリとした半固形。
トイレにしばらく座っていると・・わかるんです。
あっベビーが出てきた~って。
ベビーの大きさは4cmくらいでそれなり大きいし、違和感もある。
あと何かわからんけど、絶対この子や!!ってわかってティッシュで取り上げることができた。
ほんまにちっちゃくてね。
身体もちゃんとできてないんやけど、ちーちゃいのにがんばって最後、自分の力で出てきてくれたの。
そして母と子、会うことができました。
私も変に冷静で、なんかめっちゃ不思議な空間でした。
血がすごいし、苦手な人もいるかもやけど、わが子ってなると違うと思う。
ほんまに愛おしいし、ちっちゃな姿をみていると、涙がどんどんあふれてくるの。
2人だけの不思議なあったかい空間やった。
ベビーに、バイバイって言えた。
次はもっともっと抱っこしようねって。
力いっぱいギューってしようねって。
いっぱい遊ぼうね、いっぱい笑おうねって。
また帰ってきてね~って。
そして新しいナプキンにそっと包んであげました。
ベビーにさようならをしました。
その後・・・
産婦人科に「出てきました」と連絡をすると「一緒に来てください」とのことで、朝10時の予約に一緒にいきました。
先生に確認してもらうと、やっぱりベビーでしたね。
子宮内に何か残っていると手術が必要になるそうなので、内診してもらいました。
きれいに出ていたようで、手術はなし。
抗生物質と子宮収縮剤の飲み薬だけ処方されて、家に帰ることができました。
日常生活を過ごしていいけど、必要以上のムリはしないで、できる限り安静にしてね~と言われました。
もし、手術となっていたら・・・3日間は絶対安静!
家事もしないで!!何もしないで!!
って言われてたのに。。。全然違う。
でもそれだけ手術となると全身麻酔やし、身体への負担が違うんやろうな。
最後ベビーが自分で出てくれたのは、ベビーなりの優しさやったんかな。
私に会いに来てくれたんかな。
なんて優しい子なんや~って思えることができ、気持ちも穏やかでした。
気持ちの整理
今回、流産という経験はベビーがたくさんのことを教えに来てくれたんやなと思います。
妊娠することも奇跡
何事もなく順調に成長していくことも奇跡
無事に産まれることも奇跡
元気いっぱいに笑ってくれることも奇跡
今目の前にいる息子たちは、ほんまに奇跡の連続で。
いてくれることは当たり前じゃないんやで~て!
大事にしたい、いっぱい愛してあげたい。
ほんまにいてくれることに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最近イヤイヤ期の長男とケンカ勃発気味やったので、これからはもっと優しくしようと思いました(笑)
まとめ
これが私とベビーの出会い、そして別れのお話でした(*‘ω‘ *)
完全に気持ちの整理できたのか?って言われると・・
たぶん。。。って答えちゃうけど(これを書きながらも泣いちゃったし・・)
でも笑うことができています。だから大丈夫です!(笑)
そして、ここでもやっぱり旦那の言葉でめっちゃ支えられたんです。
「流産=悲しい辛い思い出したくないって考え方はなんか違うと思うねん。
子からしてもわざわざ悲しませるためだけに来たわけちゃうやろうし、染色体とかDNAレベルでのことで子どもからしても、どうしようもないことやろ。
それで思い出しくないって思われるのは、子どもが可哀想やない?
やから俺らは、大切な思い出としていっぱい話してあげよう。」
て!!もうなんなん!!この言葉で涙しかなかった。
そしてこんな風に考えれる旦那がそばにいてくれてよかった。私はこの旦那さんに心底惹かれたんやなと、再確認できました。
そんなこんなで父ちゃん母ちゃんは元気いっぱい笑ってすごしています。
だからベビーよ、この笑い声を目指して帰ってきてね~!
ややこしいおにぃ達もおるけど、この家族は楽しいよ~(*^-^*)
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。