出産

早期流産とは?処置や手術が必要なの?流産の種類についてまとめてみた

どうもこんにちは、にじママです。

自分が流産を経験して
流産にはいくつも種があることを初めて知りました。

私は稽留(けいりゅう)流産でした。
ベビーがお腹の中で亡くちゃってたんです。

手術予定となっていましたが、どんな内容なのか説明を受けてもイマイチ理解できなくて。。。
というか、そのとき頭の中はパニックやって説明がなーんにも耳に入ってなかったんです。
なので家に帰ってきてから、少し冷静さを取り戻し、色々調べました。

 

今回は早期流産について調べたことをまとめていきます。

  • 早期流産(初期流産)について
  • 早期流産の確率
  • 流産の種類について
  • 処置や手術について

 

早期流産とは?

早期流産とは、妊娠12週までを言います。
妊娠初期なので、初期流産とも言います。

早期流産は、妊娠して12週までに何らかの形でベビーがお母さんの身体から出てくることをいいます。

妊娠12週~22週までを後期流産と言います。
後期流産となると、死産届というのを役所に提出しなればいけません。
心も身体も辛い時にこんな書類なんて見たくないですが。。。
そういう事務処理もしなくちゃいけない。

妊娠22週以降は・・・死産となります。。。
こちらも辛い中ですが・・・役所に死亡届を提出します。
こんな字見たくもないときに・・・。

こういう書類系は病院が全部やってくれたらいいのにね。平常心でいられない時なのに辛すぎる。

早期流産の確率

流産の90%は早期流産と言われています。
流産のほとんどが染色体の異常なので、母、父、誰かが何かできることっていうのはないのです。ほんとどうしようもない自然の摂理なんです。

妊娠週数 流産する確率
妊娠5~7週 22~44%
妊娠8~12週 34~48%
妊娠13~16週 6~9%

 

早期流産の種類

稽留流産

お腹の中でベビーが亡くなっているにも関わらず、子宮内にいる状態。→子宮内除去手術

不全流産

自然に流産が進み(生理のように)、子宮内のものが排出されたが、その一部が残てしまうこと→子宮内除去手術

完全流産

子宮内のものが全て排出されること。陣痛のような下腹部に痛みがある。

進行流産

子宮口が開き、流産が始まってしまうこと。
全部出たら→完全流産
一部が残ったら→不全流産

化学流産

妊娠検査薬で陽性(妊娠しているよ~)が出たけど、着床がうまくいかなかったこと。気づかないうちに流産している場合が多い。処置などの治療はない。

 

 

処置はどんなのがあるの?

その時のお母さんやベビーの状態によっても違ってきますが
子宮の中にあるものが全部出てしまったら、経過観察やお薬の処方となります。

お腹の中にベビーがいる稽留(けいりゅう)流産や、一部が残ってしまう不全流産だと、そのままにしておくと感染症など母体によろしくないので手術という形で出すことになります。

 

私の場合は、11週になった時に健診に行ったのですが、ベビーの大きさは9週くらいで止まっていて稽留(けいりゅう)流産の疑いが高いと診断されました。

  • お腹の中で亡くなってから2週間近く過ぎている
  • 来週にもう一度確認してから手術の予定

となっていたのですが、手術予定の朝にベビーから出てきてくれました。
その後、産婦人科で見てもらうとキレイに出てきてくれたようで、とくに処置もなく抗生物質と子宮収縮剤の飲み薬を処方となりました。

どうやら私は稽留(けいりゅう)流産→進行流産→完全流産と移行していったようです。

手術となると・・・?

 

もし手術予定の日までベビーがいたなら・・・
私は「子宮内容除去術」という手術をしなければいけませんでした。

手術「子宮内容除去術」のスケジュールは?

  1. 朝10時に病院行って、診察。
  2. 家族同伴で来てくださいって言われて
    手術の説明と全身麻酔を使うので同意書にサインをしてもらう。
  3. そこから子宮口を広げる機械を子宮口が広がるまで2時間程ベッドにいる。
  4. 昼の12時位から全身麻酔を使って子宮内にあるものを掻き出す、または吸引する。(所要時間は15分ほど)
  5. 麻酔が切れるまでベッドで安静。(2~3時間)
  6. 3時頃、麻酔が切れると帰ってもいいですよ~

 

となります。早くても夕方3時位まではかかります。
麻酔は個人差があるのでもう少し遅くなることもあるそうです。

そして、この手術は全身麻酔を使うので
前日の夜9時以降は何も食べないでください。
と言われました。。。しかも水分もなるべく取らないでって。

そうなると前日の夜9時から、麻酔が切れる夕方3時4時まで絶食状態となります。

なので私は当日の準備として起きてすぐに何か食べたいやろうなと思ってウィダーインゼリーを用意してました。(ゼリーとかなら胃もびっくりしやんかなと!)

あと帰りに車の運転はしないでください!ということでタクシーか誰かにお迎えをお願いが必要です。

また、手術をするとなると心だけでなく、身体にも大きな負担となります。

なので手術から3日ほどは絶対安静です。
病院の説明でも家事など絶対しないでください!
と言われました。
いやいや上の子もおるし~となりますが、この手術も出産と同じくらいエネルギーを消費するそうです!!!

その時は元気でも、何年後とかにやってくるそうですよ。
更年期障害がひどくなるとか!

なので、甘えることができるのなら誰かに助けてもらいましょう。
近くにいないよ~って時は、その数日間はご飯もレトルトを活用したり、洗濯はしない!3日位洗濯しなくても・・なんとかなります。

本当に術後は、身体と心を休めることを最優先に過ごしましょう。

私の場合は、手術当日の朝に進行流産となり出てきてくれたので手術はせず、お薬だけでした。

絶対安静とかではないけど、なるべく安静にと言われました。

  • いつもの日常生活を送っていいけどなるべく安静に!ムリはしないでね~
  • 次10日後に健診にきてください
  • それまではシャワーだけにしてください

 

10日後の健診でも、出血もだいぶ落ち着いていたので、いつもの日常生活に戻って大丈夫ですよ~と言われました。

 

 

まとめ

流産の中にも、いろいろ流産があって処置も変わってくる。

「流産をした」ことはどうしようもない!とわかっていても心は辛い。

自分を責めないで~って言われても・・・ねぇ。
考えてしまいます。

でも、ベビーは誰かを悲しませるためだけに来たんじゃないと思うんです。

私は今回のことがあって、妊娠する、順調に成長する、無事に生まれるって本当に奇蹟の連続なんやなって改めて気づきました。
当たり前のことって、全然当たり前じゃないんやで!って教えてくれたんかなと思います。

とても大切なことを伝えにきてくれて、ありがとう!って思います。

また帰ってきてくれるのを楽しみに待っているよ~。

 

 

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。