予防接種でクリニックさんに行きましたら、2ccの採血で鉄欠乏性貧血かどうか調べることが出来ますと。
よく分からないまま、まぁ大丈夫だろうと軽い気持ちでお願いしました。その場ですぐに結果を教えてくれたのですが、、、
基準値を満たしてはいますが、かなりギリギリ。
ヘモグロビン(Hb)基準値11.0g/dL
次男くん→11.4g/dL
ヘマトクリット(Ht)基準値32%
次男くん→ 32.8%
平均赤血球容積(MCV)基準値70fL
次男くん→ 70.8fL
なので一ヶ月後に再検査となりました。
えぇー!!鉄分足りてないのー??
とりあえずこのままだと何の対策も出来ないので、よく分からないままだった鉄欠乏性貧血について調べました。
★鉄欠乏性貧血になりやすい理由★
とくに発育の盛んな乳幼児期から幼児期(生後9か月~2歳)と思春期に起こりやすくなります。
乳児期は、お母さんのお腹の中で蓄えた母体由来の鉄と食事由来の鉄によってまかなわれますが、生後半年ほどで母体由来の鉄はほぼなくなってしまいます。その頃に食事由来の鉄が少ないと、容易に鉄欠乏状態におちいり、重度になると鉄欠乏性貧血になってしまうそうです。
鉄が欠乏すると、乳児の精神運動発達遅延が関連すると。赤ちゃんの鉄欠乏は、それが貧血にならない程度のものでも、脳細胞の機能低下がもたらされ、鉄欠乏状態が3ヶ月以上続くと、精神運動発達遅延にいたると可能性があると言われています。
★鉄欠乏性貧血の症状★
・顔色が青白い
・下まぶたのうらが白っぽい
・口の端が切れている
・爪が白っぽく、スプーンのように反り上がる
・食欲が落ちる
・生気がない、疲れやすい
・呼吸が早い
貧血のない鉄欠乏状態でも、注意力持続時間の低下や、周囲への無関心、認知能力の低下、言語学習能力の低下、落ち着きがないなどが見られると。
鉄欠乏性貧血の症状としては、わずかな刺激でも泣いてしまう「易刺激性」と「注意力散漫」があるそうです。
とくに乳児期は、DHAなどの脳を構成する成分が盛んに脳に蓄積します。これらをうまく働かせる酵素にかかせないのが「鉄」なんです。なのでこの時期の鉄欠乏状態が発達の遅れなどを招くと考えられているそうです。
★鉄欠乏性貧血のほとんどは母乳栄養児
もともと母乳の鉄含量は低いんです。しかも赤ちゃんの体内にあった母体由来の鉄も生後半年でなくなってしまう。なので、この頃から始まる離乳食でどれだけ鉄を摂れるのかが、とても大切になってきます。離乳食が進まず、母乳が栄養の主体になる場合、生後9か月ぐらいになると鉄欠乏から鉄欠乏性貧血に進むことがあるので注意が必要です。
また母乳を卒業後、栄養の主体が牛乳になってしまうと、鉄欠乏になりやすくなります。牛乳は鉄含量が非常に低く吸収力もよくないんです。だから離乳食でしっかり鉄を摂れるようにしていきたいですね。
★鉄分が豊富な食材★
赤身の肉
まぐろやカツオなどの赤身魚
レバー
ほうれん草、小松菜
プルーン
納豆、高野豆腐
のり
ひじき
しじみ
などを積極的に食べましょう。
またこの時に、鉄分を効率よく吸収するためにビタミンCが必要!!なのでビタミンCを多く含む果物なども合わせて食べましょう。
★今、私にできること★
来月の再検査までに、母乳からなんとか鉄を届けるために、食事を意識する!
母乳の鉄含量はミルクと比べて低いけど、赤ちゃんの吸収率は50%と高いそうです。ちなみにミルクの吸収率は10%だそうです。
がんばって鉄をたくさん摂っていきます。
そしてもうすぐ離乳食スタートの時期、鉄を意識したメニューを考えていきます。
また検査結果が出たら追記します。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。